簡単・安価 自分でやるエンジンオイル交換方法(オイル交換編)

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<2018.10.29更新>
今回はわかってしまえば15分。わからないとなんだか敷居が高くて手が出ないエンジンオイル交換のレポートです。
と言っても自分もはじめてだったので、詳しい先輩のところに遊びに行くついでに(いや、むしろ遊びの方がついでか。。)教えてもらいながらやりました。
交換を実施したバイク:ハーレーダビッドソン スポーツスター883 2004年式。

 エンジンオイル交換の作業としては、「エンジンオイル交換」「オイルフィルター交換」の2つの作業があります。
オイルフィルターについては毎回やる必要は無く、オイル交換2回に1回程度で良いそうです。
オイル交換の目安は「走行距離3000km程度」または「3カ月〜6カ月に1回(オイルが劣化するため)」位。

長くなるので「オイル交換編」と「オイルフィルター交換編」に分けて書きたいと思います。

<オイル交換編>

準備するもの
 ・車種に適合するエンジンオイル:今回はせっかくなのでハーレー純正エンジンオイル 20W-50 使用 1クォート(946ml) 
ハーレージャパン ハーレー純正 H-D360オイル 20W-50 2390652001
 ・廃油を受ける容器
 ・廃油を処理するための廃油箱
 ・工具

※以下で別のメーカーのオイルも紹介しています。

車検で交換が必要? 消耗品のおすすめ品と交換時期の目安(ハーレー XL883)
車検に伴い消耗品を諸々交換したので、今まで使用したものの感想込みでご紹介したいと思います。使用感については、あくまで個人の感想なので一意見として見ていただければ幸いです。エンジンオイル3000Kmごと、または3~6ヶ月に1回交換すると良いと言われています。自分は6ヶ月で3000Km走らないことも多く、1年に1、2回変えているのが実情です。スポーツスターの場合、1回のオイル交換で1クォータのボトルを2.6本程度使用します。交換の仕方は下記で紹介しています。エンジンオイル交換レポート(オイル交換編)①ハーレー 純正エンジ...


オイルの状態確認

 エンジンオイルを交換する場合はオイルの温度を上げておいた方が良いので、あらかじめエンジンをかけて温めておきます。
 スポーツスターの場合はボディ右側面のシートの下あたりに銀色のキャップがあり、押すと上にせり上がってくるので回して外します。

 ウホ 猛烈に汚いですね・・・

オイルを排出するためのキャップの取外し

 古いオイルをまず出さないと交換できないので、オイルの排出作業から開始します。
 スポーツスターの場合ボディの下の所にドレーンホースがあり、フレームにプラスチックの輪っかで留めてある排出キャップ(正式名称知りません。ごめんなちゃい)があります。
 これを外して、キャップを固定しているベルトのボルトを緩めます。(キャップはまだ外しません。つか外すとオイルが出てきちゃいますよw)


写真では軍手を使っていますが、オイルが熱いので実際は軍手は危ないです。
お勧めは耐油グローブ。


ショーワグローブ 【耐油】No652耐油ビニローブ Lサイズ 2双

厚手なので多少の熱さも大丈夫で、オイルも染み込んでこないので手も汚れず大変具合が良い。

オイルの排出

 キャップを外す前に、古いオイルを受けるための容器を置きます。
 キャップを固定してあるベルトはすでに先程緩めているので、キャップは手で引っこ抜けます。
 キャップを外すと古いオイルがドボドボ~っと容器に流れていきますので、流れ終わるまでしばし傍観。

 数分待つと流れが止まりますが、この状態だとまだ完全に古いオイルが出尽くしていないので、この状態でバイクにまたがり頑張って前後に揺すりましょう。

 ドボドボ~っと残りも出てきました。揺すっても出なくなれば排出完了です。
 先程外したキャップを差込み、外した時と逆にキャップを固定しているベルトのボルトを締めて元に戻しましょう。
 ※オイルフィルターも交換する場合は、フィルターを交換した後にオイルの注入になります。→オイルフィルター交換編

新しいオイルの注入

 古いオイルは全て排出したので、新しいオイルを入れます。
 今回入れたハーレー純正エンジンオイル【20W-50】

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ハーレージャパン
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量はスポーツスターの場合、大体2.6リットル程度なので3本弱入れます。

 「GENUINE」の文字が輝かしい、、、かどうかはともかく、典型的日本人の自分としては純正とかそうゆう言葉には弱いようです。
 これをドボンドボンと流しこんでいきます。

 こんな感じ。大体2.8本分位入れるとちょうど良いみたいですが、ある程度入れたところで確認します。
 確認方法としては一度キャップを閉めて、再度開けてみてキャップ側についている棒の真ん中位までにオイルの跡があれば良いようです。
 (キャップの棒にメモリがついているのでメモリの真ん中あたりにあれば良いです)
 ちなみにオイル缶の方も横から見てみると残量がわかりますので、こちらも参考になるかと思います。
 オイルを入れ終わったらキャップを閉めます。
 2004年式以降のスポーツスターは「もっさりした」とかあまり評判が良くないようで、持ち主的にはちょっとションボリなことをよく言われてますが、2004年式以前はここのオイルキャップがでっぱったままになって熱くて困るそうで、「このキャップはいいね!」という、微妙にうれしい言葉をいただきましたwww

廃油の処理

 排出した古いオイルは産業廃棄物なので普通には捨てられません。下水に流すとか論外ですので注意してください。
 ホームセンターや通販で「廃油箱」というものを売っていますので、これに吸わせましょう。


 その後の廃棄方法については自治体ごとに違うようなので、各自治体に確認してみてください。

話が横道にそれましたが、以上で作業は終了です。
自分も初めてなので偉そうなことは言えませんが
「こんなに簡単だったのかぁぁぁ! 今まで工賃払って損した!」
って位簡単だし、あっという間に終わります。

次回オイルフィルター交換編へ続きます。




  


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