ビキニカウルの取付方法、取り付け時の注意点(スポーツスター XL883)

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ここの所スポーツスターのプチイメチェンに凝っており、今度はビキニカウルを付けてみたので、取り付け方をレポートしたいと思います。

取り付けしたのは恐らくコレ。

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恐らくと言うのはまたしてもアリエクスプレスで格安の物を購入したから。

最近ワタクシ「AliExpress(アリエクスプレス)」に凝っています。使っている人も多いと思いますが、AliExpressとは中国のアリババが運営している通販サイトです。イメージとしてはAmazonのマーケットプレイス、またはUIが統一されている楽天って感じでしょうか。AliExpressが運営しているサイトに、中国の様々なストアが出店して販売しています。なんでそんなに凝っているかと言うと、このAliExpress、とにかく商品が沢山あり、中には馬鹿みたいに安いものもあり、そして何よりパチモン感が半端無い!おっさんならイメージが沸く方も...

カウルの形状と取付金具、添付品が一緒なので同等品かと思います。
少なくとも取付方法は同じはずです。

こちらの商品は黒ゲルコート仕上げと書いてあるので塗装してありそうですが、自分がアリエクスプレスで購入したものは、ABS樹脂そのままという感じで

クッソ安っぽい

「あぁコレは失敗したわぁ」
と思いながらダメ元でマットブラックで塗装してみたらそこそこ誤魔化せたので、とりあえず取付してみることにしました。

ステーの取付

カウルを取り付けするために、まずステーを取り付けする必要があります。

ステーはヘッドライトをぶら下げているバイザーのネジに共締めする感じで取り付けします。

カウルの添付品

カウルに同梱されていたネジはこちら
取り付けに関する説明書等、一切入っていないところがいかにも中華クオリティな感じでした。

色々付いていましたが、結局使用したのは赤丸の物だけ。
本来であれば長い2本のネジを、バイザーを固定しているネジと交換して取付するのではないかと思われましたが

またしても、またしても、ミリネジなので使えませんでした!

エンジンガード、シフトペグに引き続き3度目なので、もはや驚きもせず「あぁ、またか」と。

慣れって恐ろしい。

とりあえず長さ的に元のバイザー固定ネジに共締めできそうだったので、今回はそのまま使用しました。

あとは謎形状のネジが付いていましたが、全く用途がわかりません。
とりあえずスポーツスターへの取り付けでは使いません。
それ以外の車種に取り付けする際に使うのかもしれません。

ステーを取り付けするネジはこの3か所。

上の2か所はバイザー自体を車体に固定しているネジ。
下の大きいネジはバイザーにライトを固定しているネジ。

大きいネジの部分は通常はカバーで隠れているので、マイナスドライバー等を隙間に差し込んで持ち上げれば簡単にカバーが外れます。

ライト固定ネジの交換

まずライトを固定しているネジを付属のロングナットに交換します。
その際注意しないといけないのは、このネジでライトが固定されているので外すとライトが落っこちます。
仮に落ちないように手で押さえたとしても、ネジを外した際にライトの光軸が狂ってしまいます。

なのでネジを緩める前に養生テープでライトをガチガチに固定しました。

これでもある程度光軸がブレてしまうと思いますが、大きくは狂わないと思います。
車検の時にはまた光軸調整するのでとりあえずは良しとしました。

このデカいネジですが3/4インチの六角のソケットになります。
ハーレーは基本インチなので、ソケットは一式持っていても良いと思います。

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カウルに付属の大きな六角に交換した後、同様に付属のゴムのネジを取り付けします。
こんな感じ。

バイザー固定ネジの交換

バイザーを固定している2本のネジにステーを共締めします。
こちらの注意点ですが、2本のネジを外すと当然ながらバイザーごとライトが落っこちます。
なので1本ずつ外して共締めします。

またこのネジですが、外そうとするとスピードメーターが邪魔でラチェットが入りません。
車載工具のL字の六角レンチならば入るので、それで外せないことも無いですが結構固く締まっているので下手をするとネジ穴をなめる可能性があります。
無理そうならばスピードメーターを固定しているステーを外してラチェットハンドルで外す方が安全だと思います。

なおスピードメーターを固定しているネジはハンドルバーの固定も兼ねています。
緩めるとハンドルバーの角度が変わる可能性がありますので、再度締める際にハンドルバーの角度がズレてないか確認してから締めるようにしてください。

こんな感じで片方だけ外してずらせばラチェットが入るので、それで外します。
ちなみにバイザーやスピードメーターを固定しているネジは1/4インチの六角になります。

こちらも同様に一式持っていると良いと思います。

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ステーをバイザーに共締めしますが、そのまま付けると絶対バイザーが傷だらけになりそう。。。
純正品の取扱説明書によると、間に付属のスペーサーを挟むようになっているが、試しに入れてみたところ真ん中のネジのところとの合わせがおかしくなって収まりが悪い。

という訳で、ちょっと不格好ですがこんな感じでゴムシートに穴を開けて挟むことにしました。
まぁ固定してしまえばどうせ見えないので。

スペーサーはスポーツスターの年式によって付けた方が良いものがあるのかもしれないので、取り付けする際にスペーサーの有る無しで合わせてみた方が良いと思います。
ただしスペーサーを付ける場合は元々バイザーが取付されているネジでは短いので、長いものに交換する必要があります。

バイザーを固定している2本のネジでステーを共締めした後、真ん中の交換したライトを固定したロングナットにネジ留めします、、、が、、、

ネジが足りねぇ。。。

付属品にコレを固定するネジが入っていませんでした。
仕方が無いので手持ちのネジでサイズが合うもので固定しました。

こんな感じで3点でステーを固定します。

カウルの取付

先程取り付けしたステーにカウルをネジ留めします。
ネジ留めする位置は赤丸の3か所。
付属のネジで固定します。

、、、が、ここでまた問題発生。

スピードメーターが邪魔で、ここのネジが締められませぬ。

スピードメーターを外すのも億劫なので、とりあえずプライヤーで挟んで締めました。
緩んでくるようであればまた考えよう。。。



さすが中華クオリティという感じでネジが足りなかったり余ったりでしたが、とりあえず取付完了!

カウルが付くとガラっとイメージが変わるので、なかなか新鮮。

しばらくはコレで行こうかなと思います。

純正カウルの取付説明書

ハーレー純正品は「ヘッドランプバイザーキット」と言うようです。
以下に取付イメージが載っています。
基本的に取付方法は一緒だと思いますのでこちらも参考になればと思います。

Headlamp Visor Kit Instruction sheet


ハーレーダビッドソン サービスインフォメーションページより

スポーツスターに対応のビキニカウル

今回取付した物の他にスポーツスターに取り付けできそうなビキニカウルを調べてみました。

68129-97 ヘッドライトバイザー Headlamp Visor Kit

同一タイプのビキニカウルのハーレー純正品。
お値段も10倍ですが、おそらく純正品だけに品質、質感共に段違いかと思います。

ハーレー バードケージ ビキニカウル

今回取付したものと形状は一緒ですが、バードケージが付いてるタイプ。

スポーツスター ビキニカウル カフェレーサーカスタム

カフェレーサーっぽいフォルムになるタイプ。

スポーツスター用 ヘッドライト ガントレット フェアリング トリガロックマウント付き

割と幅が広めのごついタイプ